「カシオペア」定期運行ラストラン

　いよいよ本日、寝台特急「カシオペア」の定期運行のラストランの日がやってまいりました。
昨日、16時20分に上野駅を出発して札幌に向かいまたね。そして、今日16時12分に札幌駅を出発して21日9時25分上野駅着をもって定期運行を終了します。

　本来、通常は列車のラストランというのはダイヤ改正日前の金曜日になるのですが、今回は在来線共用区間（新中小国信号場～木古内駅間）が北海道新幹線開業に伴う「地上設備最終切替」の影響でが新幹線開業日前の４日間通れなくなってしまので明日がラストランになるんですね。

　「地上設備最終切替」って何…？
　新幹線開業前の新中小国信号場～木古内駅は現在、在来線列車（カシオペアなど）と貨物列車が走っている状態なんですが、新幹線開業後は新幹線と貨物列車が走ることになります。新幹線と貨物列車を混在させて走らせるため電圧、運行システム、通信システムなど色々と切替えるて固定する作業なんだそうです。その作業に４日必要。
（ちなみに、今回のために今年お正月には「地上設備最終切替の事前確認」ってのを実施してまして、わたし北海道に行ってまいりました。貨物列車と新幹線が同じ線路走ってるのは不思議な光景でしたね。）

　新幹線開業に伴って在来線共用区間を走っている「カシオペア」「はまなす」「スーパー白鳥、白鳥」は電圧も違うので走れなくて廃止になってしまうんですが、「カシオペア」だけはJR貨物の機関車EH800を借りて団体臨時列車として運行されるそうです。（どこまで運行されるのかな？札幌まで行くのでしょうか？DD51は大丈夫なのか？新たに誕生するクルーズトレイン「四季島」は登別までのようですが…）
　「カシオペア」は臨時ではあるけれど、まだ撮影するチャンスだできましが、「はまなす」「スーパー白鳥、白鳥」はもう撮影することはできなくなります。残念です。
　

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